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地球温暖化の仕組み

地球温暖化の原因となる熱がどこから来るのか、考えたことはありますか?すべては、地球にとって生命の源である太陽から始まります。地球は日光を吸収し、低エネルギーの赤外線として再放射します。この目に見えない光が地球温暖化に重要な役割を果たしています。

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なぜ赤外線が地球温暖化に深くかかわっているのかは簡単な電気的作用で説明できます。二酸化炭素は二つの酸素と一つの酸素からできていますが、電気陰性度により炭素は正、酸素は負の電気的特性を持ちます。赤外線もまた電気的特性を持っているため、二酸化炭素が赤外線にさらされると振動が起こります。

この振動により、二酸化炭素は赤外線のエネルギーを吸収します。吸収されたエネルギーは分子から再放出されるため半分は地球に戻ることになり、これが熱が閉じこもる原因となります。

二酸化炭素だけでなくメタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、クロロフルオロカーボン(CF2Cl2)などの他のガスも同様に熱を吸収し、大気中に閉じ込めます。これらのガスは温室効果ガスとよばれ、私たちが知っている地球温暖化を引き起こします。

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